<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 入峽次巴東>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 漢文無假名>
<style2: 日本漢文訓讀無假名標注>
<TranslatedTitle: 峽（きょう）に入（い）りて巴東（はとう）に次（やど）る >
<BookPage: 32-33>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
不知遠郡何時到，
猶喜全家此去同。
萬里王程三峽外，
百年生計一舟中。
巫山暮足霑花雨，
隴水春多逆浪風。
兩片紅旌數聲鼓，
使君艛艓上巴東。
<End Poem>
<Translation>
遥か遠い郡に着くのはいつのことやら。それでも一家でこの旅をともにできるのは嬉しい。
万里の行程は三峡のさらに向こうまで。一生生きていけるかどうかはこの一艘の船しだい。 
巫山の日暮れ時、雨がしとどに花を潤す。悲しげな水音は隴水に似て春先は波を逆巻く風が吹きつのる。
二本の赤い旗をなびかせ、太鼓を幾度か打ち鳴らし、刺史どのの船はこうして巴東に上ってきた。
<End Translation>
<Formatted Translation>
遥か遠い郡に着くのはいつのことやら。
それでも一家でこの旅をともにできるのは嬉しい。
万里の行程は三峡のさらに向こうまで。
一生生きていけるかどうかはこの一艘の船しだい。 
巫山の日暮れ時、雨がしとどに花を潤す。
悲しげな水音は隴水に似て春先は波を逆巻く風が吹きつのる。
二本の赤い旗をなびかせ、太鼓を幾度か打ち鳴らし、
刺史どのの船はこうして巴東に上ってきた。
<End Formatted Translation>